2015年 08月 01日
ドカティーF1レストア絶好調中19
こんな事ぐらいしか最近は全くF1整備は進みませんでした。
リビルドしたスターターをパワーハウスさんから購入しましたが、もともとあったスターターを仲川さんに簡単に整備をしてもらい、使えるようにしました。旋盤でマイナスにへこんだところを残し両端を削り平坦に。
これを入れるのがむずかしい。今度は自分でできるかな?
完成しました。
シリンダーの付け根を秘技で平に修正。シリンダが熱を持ちながら動き、アルミが解け合ってかじった状態になるそうです。これは秘技なので詳しくは書けません。
紙パッキンを作成。
液状ガスケットをぬり!
結局どうしてもギアをばらさないと一番下のボルトが締められないのでばらしました。
配線をパワーハウスさんにお願いし、配線を新品に交換取り付けしてもらいました。
ピックアップのクリアランスはボッシュの場合は0.5mm
ギアのオイルシール。
ここにもオイルシール。
スプロケのオイルシールもこうやってグリスを塗ってビニール袋をかまして
引っかかりをにげながら装填。脱脂した上で入れているだけの摩擦で抜けないとのこと。逆に脱脂しないと内圧ですぐに外に飛び出すようです。
いよいよフレームとのジョイントです。ボルトにはカッパーグリスを。
一年ぶりにフレームとエンジンが合体!
フロント周り。いろいろ悩んだあげく、ハンドルをメッキ仕上げした事、トップブリッジアンダーブリッジを塗装したこと・・・などで一旦17インチ化のみをすることにマルゾッキで組み上げる。
FZR用のホイールなのでカラーが付いているのでなんとかそれを外しました。プレスで押してもぬけないのでプーリー外しをねじ込んで引っ張り上げたら抜けました。90年代のホイールなので白く錆びています!しかしこのホイールは軽いですね!
マルケジーニを装着すると・・・・・残念。スピードメータが入るスペースがありません。ホイールを削る訳にもいかない!仲川さん曰く、900SSのトップブリッジの方が結果作業は簡単!とのこと。
そんなこんなで結局当初予定通り900SSのフロント周りをそう移植の方向へ急展開。ここからは仲川さんに御任せです。ブレーキ、ハンドルストッパー、キャリパーなどなど改造が必要です。